INTERVIEW

アンバサダーチーム紹介 / AMBASSADOR INTERVIEW

感覚に頼る調整から、
科学の「羅針盤」へ。

箱根駅伝や全日本大学駅伝を舞台に活躍する東海大学陸上競技部。2026年7月、OptiRun BASEのアンバサダーチームとして、中長距離ブロックのコンディション管理にアプリを導入いただきました。大所帯のチームで日々選手と向き合う西出仁明駅伝監督に、「導入前の課題」と「現場で起きた変化」を伺いました。

東海大学陸上競技部 中長距離ブロック 駅伝監督 西出仁明 2026年7月 取材
レースを走る東海大学陸上競技部の選手
写真提供: 東海大学陸上競技部
「選手のセルフコンディショニング能力を育てる上で、
これほど手軽に、毎日続けられるツールは他にないと感じています。」
— 東海大学陸上競技部 駅伝監督 西出仁明

インタビュー / Q&A

西出駅伝監督に聞く、導入のリアル

OptiRun BASEを導入する前、選手のコンディション管理や練習調整で、どんなことに難しさを感じていましたか。

大所帯のチームでは、選手一人ひとりの見えない疲労の蓄積や故障の予兆を、指導者や学生スタッフの目だけで把握することに、物理的な限界を感じていました。選手の「大丈夫です」という主観的な感覚だけに頼ると、知らず知らずのうちに練習量が急増してしまう。それが怪我につながるケースを未然に防ぐことが難しい、という課題がありました。

数あるツールの中で、OptiRun BASEを使ってみようと思った決め手は何でしたか。

練習の負荷や疲労だけでなく、睡眠や栄養(エネルギー)の摂取状況まで、1つのアプリでまとめてチェックできる点が大きな魅力でした。さらにCOROSなどのウォッチ連携やシンプルな操作性のおかげで入力の手間が少なく、部員数の多い当チームでも毎日無理なく続けられると感じたことが決め手です。

実際に使ってみて、選手やチームの中で変わったこと・やりやすくなったことはありますか。

選手自身が自分の疲労感を客観的に把握できるようになり、過度な無理をせず、安定してトレーニングを継続しやすくなりました。また、暑くなってくる季節に食事でのリカバリーが足りていない選手が「EA(利用可能エネルギー)リスク」として画面上で可視化されるため、指導者側から早期に具体的な注意やアドバイスを促せる点も、大変助かっています。

見えない疲労が「見える」ことで、
指導者が早く、具体的に動ける。

これから活かしていきたいこと、期待していることを教えてください。

テーパリング機能はまだ十分に使いこなせていませんが、秋の箱根駅伝予選会や全日本大学駅伝に向けて、実戦でのノウハウを蓄積していきたいと考えています。選手同士でトレーニング結果をシェアして励まし合える機能などが加わっていけば、チームのコミュニケーションや情報共有がさらにスムーズになると期待しています。

大所帯のチームで、全員に広げていく上で工夫されている点はありますか。

「夕食後にアプリを開いて、今日のコンディションと振り返りを30秒でする」——そんなふうに、まずは継続のハードルを下げるところから始めました。COROSなどのデバイスとの連携設定を進め、記録が自動で「見える化」される楽しさを選手自身が実感できるよう、スモールステップで浸透させることを意識しています。

これから夏合宿を迎えるにあたり、コンディション記録に期待している点はありますか。

夏合宿は走行距離の急増により「累積衝撃負荷」が高まるリスクと隣り合わせですが、秋のシーズンを左右する非常に重要な期間です。ACWRやレディネス評価を選手とコーチ陣で共有し、「やりすぎ」による怪我を防ぎながら、質の高い走り込みをやり切るための「羅針盤」として、大いに期待しています。

これから導入を検討している他校の指導者の方へ、一言お願いします。

選手のセルフコンディショニング能力(自分の状態を客観的に見る力)を育てる上で、これほど手軽に毎日続けられるツールは他にないと感じています。特に、指導者の目が行き届きにくい大所帯のチームや、感覚的な調整から一歩進んだ科学的なケガ予防・ピーキングを実践したいチームにとっては、強力な指導のパートナーになってくれるはずです。

ATHLIVIAより

「大丈夫です」の一言の裏側にある、見えない疲労。大所帯のチームほど、その一人ひとりの機微を指導者の目だけで捉えることは難しくなります。毎日30秒の記録が習慣になれば、選手は自分の状態を「報告」ではなく「記録」として自然に残せるようになり、指導者はその変化を、早く、具体的に捉えられるようになります。夏合宿から秋のシーズンへ——東海大学陸上競技部の「羅針盤」として、私たちも全力で伴走してまいります。

取材・文=合同会社ATHLIVIA / 写真=東海大学陸上競技部
© 2026 合同会社ATHLIVIA

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